あとりえ ぺるル

作る喜び、ご一緒に

過発酵の前に

オンラインでもビーズレッスン中~あとりえ ぺるル~を主宰する組橋みどりです。

お題「手作りしました」

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破れてしまった絵本を年末に見つけてから、頭の中で発酵が進んでいる。

今どれくらい発酵している段階かな?

 

教師の一言 "Just make a mark and see where it takes you." に対して、やや切れ気味にぐさりと点を突き刺すワシテ。

この時点で、もやもやとした怒りのようなワシテの感情が「点」には表現されていたはず。

その「点」を鑑賞して、サインをするように伝える教師。

ワシテは思う。「絵は描けないけど、サインはできる。」

サインした「点」が額縁に入って展示されているのを見たワシテが思ったことは…。

ワシテはどんどん変わっていく。

 

"where it takes you." というフレーズがどのように和訳されているのか、とても気になる。

図書館も長いお休みに入った年末年始なので、確認できないのが残念。

内容からすると「それがどのようになるか、みてみましょう。」というところか…。

"it takes you far far away" という感じで話は終わる。

 

「怒り」の感情を点に見出し、サインを求めた教師に拍手。

サインが無ければ、「点」がどんなに怒りの一撃を表現していても意味が無い。

「ワシテが表現した"点"」が大事なんだな。

 

この絵本はビーズ教室の展示会でも、作品といつも一緒に置いてある。

それくらい私にとって大事な一冊。