あとりえ ぺるル

作る喜び、ご一緒に

原因は…

オンラインでもビーズレッスン中~あとりえ ぺるル~を主宰する組橋みどりです。

お題「手作りしました」

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マクラメジュエリー研修会作品・L48 裏巻き結びのカバンドリーワークブレスレット/永福千秋先生デザインの…仕掛かり途中です。

 

マクラメジュエリーは楽習フォーラムの中では比較的新しい…。

それも回を重ねてもうLesson48まできたんですね…。

 

さて、今回は裏巻き結びで模様を編みこんでいきます。

なぜ裏巻き結びなのか…???

ここがこの作品デザインの主旨です。

巻き結びは芯の向きが模様を作り出します。= 芯が主役!!!

裏巻き結びは結び目が模様を作り出します。= 結び目が主役!!!

この作品の模様は「色の点 = 結び目」の連続が作り出したもの。

角のあるパターンです。

なので裏巻き結びなんですね( *´艸`)

全体が裏巻き結びなので、裏巻き結びが得意になること間違いなし!!!

 

さて、苦手な裏巻き結びも、そればっかり繰り返すと気分が高揚してきます。

そんな時に襲う魔の手が…

今回はそれが結び順だったようです。

 

できた!!!と思ったら、全体が湾曲している…。

このまま金具を付けて完成させるにはちょっと…。

なぜ???と自問自答して思い当たるのは結び順。

レシピでは下の拙図左のように真ん中から左に、真ん中から右にを繰り返して編み進みます。

結ぶ順番もルビのように記載されています。

職場で昼休みに編んでいた私はこのレシピを家に置き忘れ、パターンを自頭で覚えて編んでいったんです。

その際に、図の右のように左端から右端に向けて斜めに編んでいくと、パターンを理解しやすかった。

それを繰り返した結果が湾曲体…と思われます。

結び順が影響した結果ですね。

 

結び順まで詳細に書かれている楽習フォーラムのレシピ…。

やはり楽習フォーラムのレシピは偉大だ…( ;∀;)

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結び順序

 

アフリカンポリゴンのネックレス

オンラインでもビーズレッスン中~あとりえ ぺるル~を主宰する組橋みどりです。

お題「手作りしました」

 

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ビーズステッチWIZ(アルファ)のLesson5作品・アフリカンポリゴンのネックレスです。デザインはビーズステッチWIZ-αカリキュラム委員会。ビーズステッチはすっかりおなじみのテクニックになりましたが、一般の本やメディアでは見かけない技法(編み方)に特化しているのが、「ビーズステッチWIZ(アルファ)」コースの特徴です。

 

アフリカンポリゴンは南アフリカのZulu族で使われてきた編み方です。三つ以上の角で構成されるチューブ状の編地は、一目を構成するにあたり前段の糸をすくい、ビーズの穴も拾います。少しAfrican Helixと似ているのは近い地域で発展した技法だからではないかと、私は推測しています。

 

通常の糸調子だと、角がたった三角柱のようなチューブになります。画像の奥のパーツがまさにアフリカンポリゴン。中央のパーツは気持ち緩めの糸のテンションにして、ネックレスらしいカーブを形作ります。二穴ビーズを使ってアフリカンポリゴンを編むのも珍しいテクニックです。色味はこれからの季節にピッタリの爽やかな甘さを醸し出しています。

 

私がアフリカンポリゴンに憧れた当時は作り方が掲載されている本もなく、先日こちらにアップした本を参考に四苦八苦したことが思い出されます。今でもこの編地を使ったデザインはレア感があります。

 

糸の調子を手で調整しながら作るアフリカンポリゴンはビーズステッチの醍醐味を教えてくれます。新しいテクニックを身に着けたい、と感じたら是非トライしていただきたい作品です。

 

 

 

 

 

 

ネパールチェーンのネックレス

オンラインでもビーズレッスン中~あとりえ ぺるル~を主宰する組橋みどりです。

お題「手作りしました」

 

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ビーズステッチWIZ(アルファ)のLesson2作品・ネパールチェーンのネックレスです。デザインはビーズステッチWIZ-αカリキュラム委員会。ビーズステッチはすっかりおなじみのテクニックになりましたが、一般の本やメディアでは見かけない技法(編み方)に特化しているのが、「ビーズステッチWIZ(アルファ)」コースの特徴です。

 

この作品はそんな技法の一つ「ネパールチェーン」という編み方でできています。しかもマルチホールビーズを使用。どうやって編んであるのか、編み物好きの心をくすぐります。コロネットの詳しいテキストがあってこそ作れる作品です。ソフトゴールドを基調にした色味も、上品でありながらインパクトがあります。アシンメトリーなデザインバランスが新鮮な印象を醸し出します。

 

さて、この作品、ビーズステッチの上級者には手の込んだ作品には見えないかもしれません。が…思わぬところにコツが必要でした。サイド部分はフラットに見えていますが、基本どおりに編むとねじれてスパイラル状態に…。これをフラットに編み上げるために、何度もほどいてやり直し、最後に開眼!!! ✖✖✖にして編めば画像どおりのフラットな状態になりました。

 

✖✖✖を文章で伝えることが難しいので、お教室で一緒に作りましょう!!!