あとりえ ぺるル

作る喜び、ご一緒に

遠い未来に

オンラインでもビーズレッスン中~あとりえ ぺるル~を主宰する組橋みどりです。

 

ナショナルジオグラフィックの12月17日のニュースで興味深い文章を発見!!!以下抜粋します。

 

""イタリアの洞窟で幼い子どもの骨が見つかり、分析の結果、ヨーロッパで埋葬された女の子の赤ちゃんとしては、最も古いものであることが明らかになった。古代の社会において、赤ちゃんがどのような存在だったのか、特に女の子の赤ちゃんの「人格」はどう扱われていたのかを知る手がかりになりそうだ。論文は12月14日付で学術誌「Scientific Reports」に発表された。

 女の子は、この地域を流れる川の名にちなんで「ニーブ」と名付けられた。1万年あまり前に、生後わずか40~50日で死亡した。死因は不明で、発見されたのは布に包まれたわずかばかりの小さな骨と貝殻のビーズだけだった。すぐそばで出土したワシミミズクのかぎ爪は、供え物として置かれたものと思われる。

 古代の子どもの骨が発見されることはめったにない。新生児の骨となればなおさらだ。子どもの骨は小さくてもろいため、数千年もの間、形を保つことができない。加えて、子どもの遺骨が見つかったとしても、骨に含まれたDNAが劣化しているため、普通は性別を判別できない。その点、ニーブの遺骨は例外だった。1万年以上も地中に埋もれながら、分析ができるだけのDNAが含まれていたのだ。""   

natgeo.nikkeibp.co.jp

 

この記事では「貝殻のビーズ」が1万年以上も前の地層から、幼い子どもの骨と共に出土したことが記載されています。「ビーズ」というから、貝殻に穴が開いたものと思われます。そんな太古から人の営みの一部だったのね、ビーズは…。今、私の手のうちにあるビーズは、そんな遠くの未来に誰かの目に触れることがあるのかな…?